【SEO講座➂】エラー対応!ユーザーフレンドリーな404作成など

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「ウェブサイトのアクセスが伸びない……」

こんな悩みを抱えた筆者がSEOについて勉強して、どんどんその内容をシェアしていく本連載。

SEOの前提となる考え方から始まって、セマンティックなマークアップ・サイトの高速化・Googlebotの制御・キーワードの選定など、多岐にわたるトピックを取り上げていきます。

筆者と同じ悩みを抱えた人も、
SEOちょっと気になるけどなあという人も、
ぜひぜひ本連載を追いかけてみて下さいね!

(はたしていつ完結するのか? そもそも本当に完結するのか? その答えは闇に葬られている……。)

※注意
本連載の情報は古いもしくは間違っている可能性があります。予めご了承下さい。
お気づきの際はコメントにてお知らせいただけるとありがたいです。

さて、連載第3回ではエラー対応について説明していきます。
それでは始めます!

エラー対応とは~この記事で話すこと~

みなさんはネットサーフィンの際エラーページに遭遇したことがあると思います。
知りたいことが知れなかったりと、あまり良い気分ではないですね。

デフォルトの404ページのイメージ

なので、自分でサイトの制作側をやるときは、
ユーザーがエラーページに遭遇することを回避する、
どうしてもエラーページを表示せざるを得ないならばユーザーフレンドリーなエラーページを表示する、
を意識することでユーザーの離脱を防ぎましょう。

エラーの発生はサーチコンソールから確認できます。
見つけたら修正しましょう。

サーチコンソールのカバレッジからエラーの数とその内容を見ることができる。

それに追加して、404エラーページ対応とリンク切れ対応が必要です。

本記事では、以下のことについて説明していきます!

  • ユーザーフレンドリーな404エラーページ
  • いろいろな404エラーページの実例
  • ソフト404エラー
  • 外部サイトへのリンク切れ対応

ユーザーフレンドリーな404エラーページ

よく見るデフォルトの404エラーページはかなり素っ気なく、ユーザーの離脱を招いてしまいます。

デフォルトの404ページのイメージ

ユーザーフレンドリーな404エラーページ作りのヒントとして、Google検索セントラルに以下が記載されています。

・ユーザーに対して、探しているページが見つからないことを明確に伝えます。親しみやすく平易な言葉を使用します。
・404 ページを、サイトのその他の部分と同じデザイン(ナビゲーションを含む)にします。
・最も人気のある記事や投稿へのリンクのほか、ホームページへのリンクを追加します。
・無効なリンクを報告する方法をユーザーに提供することを検討します。

ソフト 404 エラー | Google検索セントラル

これらを参考にして、ユーザーフレンドリーな404エラーページを作成しましょう!

いろいろな404エラーページの実例

いろいろな404エラーページの実例を紹介します。
魅力的な例ばかりなので、眺めているだけでも楽しいかもしれません。
とりいれられる部分はとりいれてはいかがでしょうか!?

LOTTEの404エラーページ

Lotteの404エラーページ
Lotteの404エラーページ

コアラのマーチにでてくるコアラが泣いていてかわいいです。

ホンダの404エラーページ

ホンダの404エラーページ
ホンダの404エラーページ

街のイラスト、ニュース・各種製品情報へのリンクがあります。
さらに、無効なリンクを報告するためのお問合せフォームまで設置されています。

ヤマト運輸の404エラーページ

ヤマト運輸の404エラーページ
ヤマト運輸の404エラーページ

なんと、クロネコちゃんを探すゲームが始まります。
サイトマップやホームへのリンク、サイト内検索、無効なリンクを報告してもらうためのお問い合わせフォームへのリンクまであり、気合いを入れて作られています。

Dribbbleの404エラーページ

Dribbbleの404エラーページ
Dribbbleの404エラーページ

有名なデザイン作品投稿型のコミュニティサイトのDribbble
こちらの404エラーページはかなり変わっていて、カラーバーを動かすとそれに合わせて404の色も変化していきます。
しかも404は各作品へのリンクの集まりになっていて、クリックすることでその作品に飛ぶことができます…!

ソフト404エラー

404エラーページは必ず404ステータスコードを返さなければなりません。
404エラーページなのに200(正常)を返したりすると、Googleから重複コンテンツとみなされる可能性もあります(同じコンテンツなのに異なるURLなため)。

ステータスコードの解説はこちら:

ソフト404エラーに気づくためには、下のようなツールを利用してページのステータスコードを確認するとよいでしょう!
気づいたら、.httacessとかをさわって404ページに変えて下さい。

Bulk URL HTTP Status Code, Header & Redirect Checker | httpstatus.io

外部サイトへのリンク切れ対応

URLを間違えていたり、時間が経過してページが消されていたりと、リンク切れになることがあります。
外部サイトへのリンクは一見、自サイトとは無関係に見えますが、自サイトに訪れているユーザーが外部サイトへのリンクを踏むと、エラーページに遭遇してしまう点で、自サイト側で修正するべきエラーです。

リンク切れの際は、リンクを修正するか削除しましょう。

無料のリンク切れチェックツールは以下のものがあります。

Website ExplorerはWindows上で動作するインストール型のフリーソフトです。
W3Cリンクチェッカーはブラウザ上で動作するので手軽です。

最後に

まとめると、エラーの対応には下の4つが必要です。

  • サーチコンソールでエラーが出ていたら対応する
  • ユーザーフレンドリーな404エラーページを設置する
  • ソフト404問題があれば対処する
  • 外部サイトへのリンク切れ対応をする

みなさんもエラーの有無は定期的にチェックしましょう!
おしまい。

さて、次回の連載第4回はサイトの高速化についてです。

いつ連載記事をアップできるか分かりませんが、、、
次回もぜひよろしくお願いします!

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